ランドク

このところ日々ランドク、ランドク、ランドク。
ランドクとはもちろん乱読なのだけれど、乱が覧であったり、濫であったり、爛であったりしている。ドクも毒であったり、獨であったり、怒苦であったりする。
そもそも僕は多趣味というか、中でもジャズ、ボードゲームには目がなく、読書と合わせてほぼ2~3ヶ月のローテンションで一種のバイオリズムを刻んでいた。それがこの1年間、読書に嵌って平均日に1冊は読みこなしている。テレビが壊れたこと、店が週3日出であることなど、原因はいくつか考えられるが、それにしてもである。読むものは圧倒的に小説が多いのだが、これまでほとんど手にしなかった時代小説に手を染め、ついには古典にも嵌る羽目に。

たとえば昨日。朝から春琴抄を読み始めた。昭和44年発行の学研谷崎潤一郎全集の一冊。値段は当時の価格で680円。ハードカバー、ケース入りの品だ。それをブックオフで105円で手に入れた。
実は僕、近代文学の有名どころ、ほとんど読んでいない。漱石で4冊、鴎外で1冊、藤村で2~3冊。そんなところである。谷崎も卍、痴人の愛くらいで、先日細雪に挑戦するも10ページ足らずでブン投げてしまった。
それが予想以上におもしろかったのだ。でもそれ以上に笑ってしまったのが、読めない文字、知らない語句のあまりの多さだ。句読点の数の少なさにも驚いた。

で、読了後手にしたのは、加賀乙彦の宣告の文庫版の中。これはずいぶん前に読み始めたのだが、途中上の段階で挫折、それがハカがいきはじめたもの。これを5~60ページ読んで、今度は乃南アサのエッセー女のとなり。これは朝までに読み上げた。(続きは明日)
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by fuutaro58 | 2009-03-27 17:33