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by fuutaro58
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還暦

になる。
庚寅、五黄の寅が60年ぶりに巡ってきたということになる。
私が最初に勤めた出版社の社長から「五黄の寅年の男は支配者になるか、ルンペンになるか」と言われたことを思い出す。ちなみに韓国の企業では会社の社長の70%がこの歳生まれだそうだ。
年齢的なものを考えればそんなに特別だとも思わないけれど、まあ悪い気はしない。もっとも僕の場合は支配者ではなくもうひとつの方に近いと思われるが……。なお女性のこの歳生まれは、丙午と同様に忌み嫌われたらしい。強すぎて男の頭が上がらない、というような意味合いだろうが、今の世の中、そのくらいのたくましさがあったほうが、むしろ生きやすいともいえる。

しかし、それにつけてもあっという間の60年間だったような気がする。その言葉自体あまりに陳腐で気恥ずかしいけれど、実感ではある。特に40を過ぎてからの早いこと早いこと。その伝からすると、仮にあと20年生きられたとしても、何ほどのこともないと思うし、まただからがゆえに、残りの日々を大切に、とも思う。

話は変わるけれど、最近衰えたように思う。何が? 聞くなおぬし。決まっておるではないか。
少なくとも一昨年まではそんな気配はさらさらなかった。俗に歯・目・魔羅といい、歳をとって力を失っていくものの代表格。つい先日までは歯と目はともかく……、と言って憚らなかったものが、ついにやってきてしまったのか? 今のところ機能がどうのこうのというより、気持ちの部分なのだが、いい女を見ても想像力が働かない。もっとも家に一匹鬼を飼っていて、それがゆえに、と言うこともないではないが、この鬼、退治する気になれないのだからしょうがない。
ある日この鬼いわく「あなたはあと二回浮気する気がする」とのたまわった。
てことは、二回は許してくれる、と言うことかしらん、などと妙に嬉しくなったものだが、考えてみれば、あと二回、どころかまだ一回もしていないのである。
「これが年貢の納め時」、と言えればいいのだが、30歳の時、「一生女から男として見られる生き方をする」と誓った身には、それは辛い、と言うより悲しい。寂しい。

まあ、戯言ではある、ゆえに諸兄、許されよ。諸姉、慰めて頂戴。
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by fuutaro58 | 2010-02-03 12:39